本当の医師免許の価値とは… 現在の職場で正当な評価を受けていますか?日本の医療機関ではまだまだ医師の人事評価システムが運用されておらず、年次や出身医局の都合で年俸が決められることが多いようです。「誰よりも多くの患者を診ているのに、年次が低いので給与が上がらない」「専門医資格を取得しても評価につながらない」「研修医の教育を任されても、自分の評価につながってない」といった不満や悩みから転職を決意される方も少なくありません。
とくに10年?20年目の働き盛りの医師に対する評価が低いと言われています。この年代の医師は専門医資格の取得や後輩の育成、病棟や外来では中核的な立場で活躍しているため、多忙を極める日々をおくっています。
しかしながら、その活動内容や貢献ぶりが年俸などの評価につながるシステムがないため、やりきれなさを感じられるようです。
私達エージェントは、医師とのキャリア・カウンセリング時に現勤務先での評価が妥当であるか、転職先に求める年俸に相場感はあるかをアドバイスしています。「医師が年俸に固執するのは…」とお考えの先生も多いなか、自分の技術と意欲に対して自信を持って働くために年俸をひとつの目安と考えることは、決して間違っていないと言えるでしょう。